インドネシア人はとても従順ですが、時間にルーズだったり、メモを取らなかったり、ミスを何回も繰り返してしまうことが良くあります。
どうしたら良いのでしょうか?
それは社員教育をしていないだけのように思います。今回はインドネシア人への社員教育についてまとめてみました。
インドネシア人スタッフは悪くない
インドネシア人が遅刻する理由
インドネシア人は、遅刻をする。という話を聞いたことがありませんか?
インドネシアにはジャムカレット(jam karet)という言葉があります。
これは、ゴムの時間と訳しますが、時間がゴムのようの伸び縮みする表現から生まれた言葉らしいです。
jam karet(ゴムの時間)とは
インドネシア人は人を待つことも、待たせることも平気なようです。
たとえば、10時に打ち合わせの約束をしていたとします。
10時の約束なら11時に来るような感覚です。遅れる場合でも『すみません、ちょっと遅れます。』という連絡さえ入りません。
ちなみにゴムのように伸び縮みするといっても、インドネシア人が遅刻することは会っても早すぎるぐらいにくることはすごく珍しいです。
話を戻すと、インドネシア人は遅刻のたびに、『渋滞がひどくて』『雨がすごくて』『バイクが壊れて』と、悪びれることなく遅刻するのが特徴です。
ただ、インドネシア人全員が、時間にルーズかというと、そうではありません。
社員教育をしていないだけ
確かに日本と違って、インドネシアでは渋滞がひどく、時間にルーズになってしまう傾向がありますが、それを職場に持ち込ませないように、仕組み化するのが社員教育です。
従業員の遅刻が少なくならないのは、社員教育をしていないだけです。
インドネシア人は、とても従順です。
上司と良好な関係を構築できれば、よほどのことがない限り遅刻はしなくなりますし、メモをとったり、責任感ある仕事をするようになります。
つまり社員教育がうまくいかないのは、インドネシア人スタッフと良好な関係が築けていないということです。
インドネシア人に教育ができないのは管理職の責任
社員教育が上手くいっていない会社はというのは、上司が『上から目線で』指導するだけのところが多いです。
特に、ジャカルタで駐在している日本人で、社員教育が下手な人は多いように思います。
ただオフィスでパソコンを広げているだけで、インドネシア人スタッフと業務上のコミュニケーションをせず、ありきたりな会話しかしないのに、いきなりメモをしろ!と指摘しても、インドネシア人の社員からしたら、納得できるはずがありません。
我々日本人は、指示や指導するだけでなく、自らが業務の見本となって、やってみせ続けることで、コミュニケーションの機会は増え、信頼関係を構築してから、社員教育をすれば、インドネシア人の遅刻クセは減ると言えます。
ぜひ参考にしてください。
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