ジャカルタ中心街のスマンギ近くの広大な敷地にあるヤソオ宮殿とは、スカルノ初代大統領とデヴィ・スカルノ夫人が1960年代に暮らした豪邸です。
現在も国軍の歴史を伝える施設『Museum Satria Mandala』として一般公開されています。
今回はジャカルタにある『軍事博物館』の基本情報や特徴をまとめました。
軍事博物館の基本情報
軍事博物館の場所
軍事博物館は、スマンギの交差点からガトット・スブロト通りを東に300mぐらい行ったところにあります。
ジャカルタ中心部にあるので、交通アクセスは良いところですね。
軍事博物館の営業時間
軍事博物館の営業時間は、火曜日~日曜日の9:00~15:00です。
休業日は、月曜日と国民の休日です。
軍事博物館の入場料金
軍事博物館の入場料金は、たった2,000ルピアです。
軍事博物館の特徴
戦闘機や魚雷などが展示されている
独立戦争にも使われたプロペラ機、スハルト氏が現場司令官として指揮した戦闘機など、当時活躍した戦闘機が展示されています。個人的はかなり圧巻でした。
竹槍から魚雷までいろいろな武器が展示されており、また模型で当時の様子がとてもわかりやすく表現されていました。
歴代の長官の写真が展示されている
歴代の長官の写真が展示されています。
写真に写っている人は、多くのバッチがつけられてます。動きづらそうです。
デヴィ夫人と関係がある
いまは軍事博物館となっていますが、ここは元々あの有名なデヴィ夫人の住まいだったようです。
デヴィ夫人が23才の時に、このガトット・スブロト通りに面した広大な土地をプレゼントされ、その翌年にバリ風建築物の館を建てたとのことです。軍事博物館には、デヴィ夫人の写真などはありませんでした。
デヴィ夫人には弟がいました。その方の名前は、根本八曾男(やそお)と言うそうです。
残念ながら東京で自殺をしてしまったそうですが、彼の名前にちなんで、この建物はヤソオ宮殿と名付けられたらしいです。
ジャカルタの子供の課外授業に使われている
軍事博物館にたくさんの子供がいましたが、どうやら課外授業が行われていたようです。
インドネシアがオランダの植民地だった時代の話や、スカルノハッタ初代大統領の話を聞いているようでした。
軍事博物館の総合評価
インドネシアの軍事や戦争の歴史を知るのに、時間があったらぜひ立ち寄って欲しいスポットです。
軍事博物館には、旧日本軍の戦闘機も展示されていましたし、フィリピンに武器を輸出するぐらいの軍事能力があるなど、インドネシアの軍事を知ることができました。
軍事博物館は、約90分程度で観ることができます。かなり面白いですよ!
わたし個人的には、インドネシアの歴史を知るために、一度は行くべきスポットと思います。インドネシア語ができなくても英語で何とかなります。
ジャカルタ中心部で、パシフィックプレイスというショッピングモールのすぐ近くですから、気になる方はぜひ行ってみてください。
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